早くも大反響!ホスト界のレジェンド「流星」がナビゲーターとなって、カリスマたちと対談する企画。昔を懐かしみながら熱いトークが繰り広げられました。
とにかくムカついていた!?全くのタイプの違う2人が同じ時期にキャリアをスタートし切磋琢磨した日々
日向吾郎(以下日向):当時、流星(ながれぼし)のこと勝手にムカついてたんだよね。俺は池袋・流星は新宿で、お互い同時期くらいにホストを始めて、勢いがあってさ。年も近かったしね。
流星:吾郎が新宿に移籍するタイミングでお店に遊びにきたのが初めましてかな?
日向:そうだね。実はその前に一度お店に行ってるんだ(笑)。その時席には着かなかったけど。
流星:そうだったんだ(笑)。吾郎は一番良いタイミングでTOPDANDYに移籍したよね。僕の後で、お店の受け入れ態勢も整っていた。
日向:すごい良い待遇で入ったって聞いてそれもまたムカついた(笑)。俺も同じくらい売るんでお願いします!って言ったけど流星より安かった(笑)。
流星:そんな話もあったらしいね(笑)。TOPDANDYに入るとき色々大変じゃなかった?
日向:なんかね、困ってると女の子が勝手に助けてくれる(笑)。ピンチの時に500万をポンと持ってきてくれたりとか。
流星:そんなこと1回もない(笑)。そういうところが吾郎だよね。
日向:流星が入店して、その半年後に移籍したんだけど全員敵だったな〜。
流星:そんなバチバチな雰囲気だったっけ?
日向:とにかく全員にムカついてたから!入店して№1取れる自信あったのに4ヶ月くらい取れなくて。泣いたよね。まさか4ヶ月もかかるとは思わなかったもん。
流星:吾郎は感覚でホストをやっていて、僕は誰でも出来る努力をひたすらして…なんていうんだろう「ジェラシー」だよね。邪魔ばっかりしてきたし(笑)。ただ、吾郎は世界で唯一、愛を込めて僕 が「バカ」って言える存在だな(笑)
日向:邪魔ってモノマネとかでしょ?
流星:指名の子にウケてた(笑)。
日向:一緒に働いて本当に刺激になったな。自分のスペックよりも数字をあげていた気がする。
今では伝説なっているアノ事件はこの写真の時期。吾郎さんが流星さんのシャンパンタワーに突っ込むという前代未聞の事件は今でも語り草に
今のホストはマジメすぎる? 遅刻のおかげでハワイ旅行の秘密
日向:実は2年くらいしか一緒に働いてないけどすごい濃かったね。
流星:新店舗ができて、吾郎はお店を任されたじゃない?こんな簡単に?って正直思った。
日向:吾郎でいいんじゃないの?ってノリだったんじゃないかな。
流星:理由はちゃんとあると思う。王道があったら外しのお店をグループとしては作りたいし、それに、吾郎はナチュラルに人に素直に甘えられるから適役だったんだよ。まぁ、考えてやってないからズルいよね(笑)。
日向:けど、今思えば当時のTOPDANDYに俺が必要なかったんだと思う。イメージ的なところで。
流星:それは会長のみぞ知るだね。
日向:当時のTOPDANDYにいても、俺は代表になれなかったと思うんだよね。
流星:えっ!?(笑)なりたかったの?
日向:いや、取締役くらいでちょうど良い。
流星:いっつも怒られたもんね!(笑)。ミーティングによく遅刻してた。自由を与えられていた分、下に示しがつかないからみんなマジメに参加していたのに…。
日向:毎週遅刻して、その罰金の積立でハワイに行ったよね。
流星:幹部で自主的に制度を作ってたね。
日向:ミーティング遅刻で毎週6万、タイムカードの遅刻で15万くらい、たまにドア壊して15万とか…?
流星:そこまで遅刻したことないからわからない(笑)。そんなの吾郎だけだって!
日向:今の子たちって本当にマジメじゃない?
流星:まぁ多少ヤンチャの方が売れるけどね。ズルいけど、母性本能をくすぐるような。
日向:それに美意識も高い。カッコいいし、オシャレだよね。服にお金もかけて。
流星:中性化して万人受けが基本だよね。一周回ってメイクするのも当たり前だしね。
2人にとってホストの仕事とは
日向:ホストっていう職業があって助かった。正直ホストでない自分は想像できないし、ホストっていうものがなければ、おそらく底辺だったと思うんだよね。良い夢を見れて良かった。流星にとってホストって何?
流星:全てかも。期待に応え続けること、そして人生が変わる仕事が僕にとってのホスト。
日向:綺麗事じゃなく、女の子から夢をもらえる仕事だよね。
流星:良いこと言うね(笑)。人生を変えることが出来る仕事だし、それを体現してみんなに魅せていきたいなって思うよ。
日向吾郎(CHERRY-gd-)
19歳の時に池袋で自身のキャリアをスタートしその後TOPDANDYに移籍。28歳の時に独立を果たし、39歳の時にCHERRY-gd-へ。今もなおそのカリスマ性で業界内から絶大な支持を得る44歳のスーパー社長。